詐欺についてまとめてみた。 ③~「詐欺の条件とは?」~

[詐欺関係]詐欺についてまとめてみた。 ③~「詐欺の条件とは?」~

 

こんにちは。ブラフマンです。

 

さて、「詐欺についてまとめてみた」シリーズの第3回目は、

 

~「詐欺の条件とは?」~

 

です。

 

実際、立証することが難しい詐欺ですが、

とりあえず、

 

「この条件が揃って言えば、詐欺といえる」

 

というような、条件があるみたいです。

詐欺罪の構成要件

と呼ぶみたいですが、

 

その詐欺罪の構成要件とはこうなっています。

 

欺罔(ぎもう)

欺罔とは、人をあざむき、だますことです。

詐欺罪において、「欺く」とは、

事実および評価についての

人の判断に誤りを生じさせる行為を指します。

 

と、いうことでこの「欺罔」という部分を

立証させるのが難しい訳ですね。

相手が「騙すつもりはなかった。」と主張すると、

ここから詰将棋的なロジカル勝負みたいな事が始まります。

 

例えば「振り込んだお金でキャバクラ行ってますよね?」

 

みたいな事の証拠を手に入れる必要が

出てくるわけですね。

 

そうしないと、

相手の「決してだますつもりはなかった」を、

崩すことが出来ず、この「欺罔」という、

詐欺罪の構成要件が満たせないので。

 

 

そして、次に進みますが、

 

錯誤

錯誤とは,内心で思っていることと、

意思表示の内容が違っているが、

そのことに本人が気づいていないことであり、

欺罔行為によって、錯誤が生じるという

因果関係が詐欺行為には必要になります。

仮に、錯誤と因果関係のない

財産移転が行われた場合は「窃盗罪」として扱われます。

 

ということで、

ギミックというか「騙すための仕掛け」によって、

騙されたかって事だと思います。

 

例えば、私ブラフマンが直撃した

「詐欺?かもしれない事件」ですが、

 

こんな感じになっています。

これは今現在調べたから分かった事で、

その当時はまったく知りえない情報でした。

 

1:相手は何らかの理由で偽名を使っていた。

 

とりあえず、連中の常とう手段

「騙すつもりはなかった」と

後々言えるような事も

考慮してあるように感じますが、

 

例えば、その人間の本名が

 

田白まさし(たじろまさし)

 

だったとしましょう。

 

これは「仮に」ですからね。。。

 

で、その人間が私に名乗った名前は、

 

田代まさし(たしろまさし)

 

こんな感じ。

 

もうふつーに「相手の誤解を狙う」ような

偽名の使い方なんですね。

 

今思えば、

 

「ああ、こいつどこもかしこも詐欺師の手口だな。。。」

 

と思わずにはいられないのですが、

その当時は、まさか目の前にいる人間が

詐欺師だなどとは思っていないので、

 

「まあ、そんな事はどうでもいいか。」

 

ぐらいにスルーしてしまったのです。

 

後々になって、この「1文字違い」が

大きな問題というか、

その詐欺師の隠ぺいの為の

手口である事が分かります。

 

というのも、

お金を振り込む時に、

これも「たとえば」って事で話しますが、

(私が対峙した詐欺師の名前は

違う名前ですので誤解のないように。)

 

私はその人物の事を「タシロ マサシ」さんだと思っていたら、

振込口座の名義は、

 

「タジロ マサシ」

 

になっていました。

 

私「あれ?タシロさんじゃなくて「タジロ」なんですね。」

 

詐欺師「そうなんですよー、濁るんです。」

 

とかいう普通のやり取り。

「ヤマダ」なのか「ヤマタ」なのかなんて

気にしないですよね。

まあ、どっちでもよい。

 

だけど、どっちでもよくなかったんです。

 

そこには偽名を使う理由と言いますか、

偽名を使わなくてはいけない理由があったんですね。

 

それは何かというと、

 

「本名でインターネット検索をすると、

 その人物の過去の逮捕歴が出てしまう。」

 

って事でした。

ある事によって発覚した

その某詐欺師の本名なのですが、

本名を入れて、検索すると、

 

過去に詐欺みたいな事件で

逮捕された情報が出てきました。。。

 

相手はその情報を

隠したかったのでしょう。

さらに、調べていくと、

 

その人物の銀行口座が3銀行ほど、

凍結されている情報も見つかりました。。。

 

しかもそこには「振り込め詐欺

というような文言も。。。

 

その詐欺師本人は、

 

「ビジネスネームとして使っていただけ」

と言い逃れ口実を

使うかもしれませんが、

 

事実として、

 

・逮捕歴(詐欺っぽい事)

・口座凍結(詐欺っぽい事)

 

という証拠は見つかりましたので、

やはり、これは

 

「欺罔→錯誤」

 

という流れを意図的に作っていると

判断しても良いのではないかなと。

もちろん、この詐欺師は、

 

この後、なんだかんだ言って、

お金を振り込ませては、

約束を守らず、

のらりくらりしていく訳です。

 

その「のらりくらり戦法」こそが、

私の警察の友人が私に話した

 

「詐欺師がよくやる手口」

 

だったんですね。

 

まあ、この時点で確実に、

その人物は詐欺師なんですけど、

これが刑事的に「詐欺である」事を

立証させるにはこれだけの

証拠が揃っていても、

まだ難しいという、、、、

 

本当に完全に詰め切らないと、

詐欺って立証できない

難しい案件なんだなと実感しています。

 

まあ、この詐欺師の場合、

他にもいろいろやってくれてますので、

なんかしらの理由で「黒」である事を

立証する事は出来ると思うのですが。。。

 

では、話を進めまして、

 

①欺罔→②錯誤の流れで、

次は当然の流れなんですけど、

こうなります。

 

それは、

 

交付行為

詐欺罪が成立するには、

欺罔により錯誤を生じさせ、

その結果、財物・財産上の利益を

「交付」させる必要があります。

欺くことと財物の取得では足りず、

相手方の意思で交付する必要があります。

従って、人を騙し、注意を他にそらせておいて

その隙に物品を持ち去るような行為は詐欺ではなく、

窃盗になります。

更に、詐欺罪において、

交付行為が成立するには、

被欺罔者の意思に基づいて、

財産の占有が終局的に移転することも条件となります。

 

ということで、

まあ大体はお金だと思いますが、

こちらが騙されて、錯誤した状態で、

その詐欺師にお金を振り込むって事ですね。

 

そして、最後に、

 

財産の移転

詐欺罪は、財物・財産上の利益が

移転したことで既遂となります。

 

こちらの財産が相手に渡った時点で、

詐欺終了って事ですね。

 

で、ずーっと言ってますが、

 

詐欺は立証が非常に難しいんですね。

 

ここはしつこいぐらいに書いていますが、

詐欺罪が成立する判断基準としては

「欺罔(ぎもう)→錯誤→交付行為→財産の移転」

この因果関係が一連の流れで行われている必要があります。
 
【1】犯人が騙すつもりで被害者を騙した(欺罔行為)
【2】被害者が騙された(錯誤)
【3】被害者が騙されたまま、自分の財産を処分した(交付(処分)行為)
【4】処分した財産を被害者が、犯人または第三者に渡した(占有移転、利益の移転)

この交付行為→財産の移転 は、振込記録などをみて確認できますが、

問題なのは、欺罔→錯誤の部分です。
 
詐欺の場合、この欺罔行為を

行為者の主観面の立証が必要なため、

詐欺の立証が大変難しくなっています。

 

例えば、相手にお金を貸したが返って来なかった場合、

仮に相手が本心では

「お金をだまし取ってやろう」

などと考えていても、

「後でしっかりと返すつもりだった」などと

言われてしまえば、

詐欺行為として立証することはできないって事です。


もちろんこれもお伝えしていますが、
まあ、詐欺師なんてのは
はじめから何かあった時は、

「騙すつもりはなかった。」
って言って逃げようとしているのは明らかであって、

どちらかというと、相手が
「騙すつもりはなかった」
と言ってからが、

 

ゲームスタートしたぐらいの気持ちでいないと

ダメなんだろうと個人的には思っております。

 

詐欺師としては、

「騙すつもりはなかった」

と言って、相手が泣き寝入り的な

対応をしてくれれば儲けモンぐらいに

思っている事でしょうからね。

 

もうね、

 

「騙すつもりはなかった」っていうこの言葉が、

実際は、

 

「私は騙すつもりでやってました。

 もちろん、そんなに素直に

「はい、騙しました」なんて

言う訳ないじゃないですか。www

悔しかったらこっちの詐欺を立証してみな。」

 

っていう詐欺師からの

挑戦状なのだと思います。

 

もちろん面倒くさい場合は、

泣き寝入りするなり、

「騙された自分が悪いのだ。」

 

と反省するなりしてもらって、

なかったことにするのも

ひとつの手だと思いますが、

 

やれることは、

やってみようと思います。

 

とにかく、もう二度と、

私のような被害に遭う人だけは

なくなってもらいたいという

気持ちが強いので。

 

とりあえず、「詐欺って何?」

と小学生に聞かれても、

「詐欺ってのはこういう条件が一連の流れで揃うと詐欺っていうんだよ。」

 

と説明できるぐらいの知識は

持っていて損はありません。

お子さんがいる方や、

これからお子さんを持つであろう方は、

是非知っておいて損はありません。

 

結構「詐欺」って身近にあるのに、

学校で詳しく教えたりしませんからね。

 

憲法の条文覚えることも

大事かもしれませんが、

日常生活においては、

 

法律的に詐欺って

どうなってるのかを学ぶ方が、

生きているうえでは使えると思うのは

私だけでしょうか。

 

では、次回は

 

ブラフマンが、

その某詐欺師とどうやって出会い、

どう詐欺に遭っていくのかを

話してみようかと思います。

 

それでは!

詐欺についてまとめてみた。 ②~「詐欺師の常習的な手口とは?」~

[詐欺関係]詐欺についてまとめてみた。 ②~「詐欺師の常習的な手口とは?」~

 

こんにちは。ブラフマンです。

 

今回は前回の

 

に引き続いて

 

[詐欺関係]詐欺についてまとめてみた。

②~「詐欺師の常習的な手口とは?」~

 

です。

 

前回は、

 

「詐欺って立証するのがなかなか難しいよ。」

 

ってお話をしました。

 

弁護士関係に相談すると、

ほぼ9割方というか100%に近い確率で、

 

「詐欺を立証するのは難しい」

 

と言われます。

 

オレオレ詐欺とか振り込め詐欺とか、

ああいう関係のは立証できるのかもしれませんが、

 

対人というか、

 

「〇〇という人物から詐欺を受けた。」

 

みたいな話を弁護士にすると、

 

「う~~ん。詐欺を立証させるのは難しいですね。」

 

と言われます。

 

ですが。

 

ある人物に相談したところ

 

「もしかしたら、これは詐欺を立証することができるかもしれない。。。」

 

と思うような出来事というかやり取りに出会いました。

 

もちろん、常々「詐欺の立証は難しい」

と言っている弁護士たちではありません。

 

私に「これは詐欺でも行けるかもしれない」

と思わせた人物とは、

 

警察

 

です。

 

たまたまですね。私には20年来の友人で、

警察の人間がいました。

いつの間にか警部にまで出世していたらしく、

この人物に相談すれば、

なにか突破口を見いだせるかもしれない。

 

と、思い、

 

相談してみました。

 

まあ、逆に彼は弁護士ではありませんので、

法律的な部分でどうこうって事には強くありませんが、

 

『警察の観点としては』

 

つまり、

 

民事ではなく、

 

刑事事件としては、

 

という立場で話してくれました。

 

ちなみに、これはあらかじめ書いておきますが、

たとえ、誰かを刑事事件として、

詐欺で逮捕させ、罪が確定したとしても、

 

詐欺でだまし取られたお金は、

それでは返っては来ません。

 

お金が戻ってくるかどうかという問題は、

民事的な問題になるので、

民事訴訟で勝って、

返金なり、損害賠償の請求なりをしない限り、

 

金銭的な問題は解決しません。

 

警察の観点、つまり「刑事事件」の観点で、

それが詐欺だと認められたとしても、

民事の問題が解決したわけではないという部分については、

誤解のないようにお願いします。

 

ですが、刑事事件として罪が確定されたとすれば、

民事訴訟を起こした時には、

勝率は極めて高いのではないだろうか。とは思えますし、

 

調べてみても、

刑事事件で罪が確定した詐欺の案件に関しては、

民事でも勝訴しているケースがほとんどです。

 

「ただし」とまたしつこくなってしまいますが、

刑事事件で告訴して相手の罪が確定しようが、

民事訴訟を起こして勝訴したとしても、

 

あなたにお金が

すぐ返ってくるかどうかってのは

別な話である。

 

って事については理解しておいた方が良いです。

 

そうです。いくらあなたが正しかろうが、

法律的に勝とうが、

 

相手がお金を持っていなければ、

いくら返すと言ったところで

すぐに返っては来ない。

 

って事です。

詐欺の常習犯は、

このあたりのことは

よくわかっているでしょうから、

 

「分かりました。罪は認めます。

 だけど、返すお金は今はありません。

 だって使ってしまいましたので。。。」

 

みたいな事は往々にして起こり得る事でしょう。

なので、詐欺っていうか詐欺っぽい案件の

相談事の内容を見ていると、

 

「あなたの言いたい事は分からないでもないが、

 お金が返って来ればラッキーだと思うしかない。」

 

みたいな事が書かれています。

 

そのくらい、

 

「お金を取り戻す(迅速に)」

 

って事は難しいって事なのだと思います。

 

ちなみに私ブラフマンも、

現在詐欺っぽい案件に

結果的に引っかかってしまい、

結構な金額を相手に取られてしまいました。。。

 

現在何とかして半分以上は取り返せたのですが、

残りのお金はあと数日で

返ってくるかどうかが決まりますが、

 

実際今のところ

返ってくるかどうかは分かりません。

正直なところ、

もう残りのお金については諦めていました。

 

「おそらく、あーだこーだ話をすり替えるなり

なんなりして返してこないのだろうな。。。」

 

と。

 

だけど、ある意味奇跡が起こり、

相手方から

 

「数日以内に全額返金する。

 念書も書くから。」

 

と相手がいきなり血相を変えてやってきて、

一応、念書を書いて去っていきました。

 

もちろん、念書があれば安心だという訳ではなく、

詐欺師はあの手この手を使って、

相手を安心させては、

 

金を返さなかったり、

逃げたりするのが

常とう手段でしょうから、

 

「とりあえず念書は書いていったな。」

 

と思っているぐらいです。

もちろん、その念書には

『〇月〇日までに、〇〇〇〇万円返金します。』

 

と書いてあり、

相手方のサインと捺印がされているので、

 

その約束が守られなければ、

詐欺というか、またなにかしらの

不法行為的な事をした証拠にはなると思います。

 

その時点で、警察に通報しようと考えていますけどね。

 

実は、今回その

 

「奇跡的な全額返金な流れ」

 

が起こったのも、

 

その詐欺師にですね。

 

「友人の警察に相談したら、

あなたのやっていること、

今の現状が詐欺の手口と合致している云々」

 

とメールをしたんです。

 

そしたら相手が血相を変えたんです。

 

「え?だったら、そういう相手には

「警察に通報しますよ。」と言えば撃退できるのか。」

 

と思う方も知るかもしれませんが、

必ずしもそうではありません。

 

正直、今回のケースはどちらかというと

「たまたま」なのかもしれません。

 

その詐欺師は

 

「警察の友人に相談したら、

今の状態が「詐欺の手口と合致する」

 

というこの赤字の部分に

異常反応を示したんですね。

正直、はじめは分かりませんでした。

 

後々、何故この詐欺師がこの

 

「警察の友人に相談したら、

今の状態が「詐欺の手口と合致する」

 

というここに異常反応を

示したのが分かりました。

 

そこに関しては、

また別の機会にお話しようと思いますが、

 

今回は、

 

私の友人の警察が、私に教えてくれた

 

よくある詐欺の手口

 

についてお話したいと思います。

 

もう「詐欺と言えばこのパターン」

というのがあるのだそうです。

 

それは何かというと、

 

自転車操業的な手口

 

なのだそうです。

 

これはどういうことかというと、

 

あなたが某詐欺師に1000万円を

振り込んでしまったとしましょう。

 

詐欺師は1000万円使ってしまいます。

 

で、あなたが

 

「いつになったら1000万円返してくれるんただ?」

 

とか

 

「1000万円払ったのに債務が履行されない。だったら返金しろ。」

 

みたいになったとしましょう。

 

だけど、この某詐欺師はあなたの1000万円は、

キャバクラだのホストクラブだのパチンコだのに、(笑)

使いこんでしまったため返す事が出来ません。

 

すると、どうするか

 

そうです。

 

また別の人間に対して詐欺をはたらいて、

そこで巻き上げたお金で、

あなたに返金をする。

 

というこれですね。

 

これを繰り返すって事です。

 

で、おそらくですけど、

それを繰り返していくうちに、

 

気の弱いっていうか

お人よしっていうかそういう人が現れれば、

返金しなくても良い感じになってくるので、

なんか詐欺師は得してしまいました。

 

的な。

 

こういう事を繰り返すのだそうです。

 

つまり、

 

詐欺を立証したいのであれば、

 

相手が自転車操業的な、

お金巻き上げ行為を

繰り返している存在かどうか。

 

ここの証拠を握れば、

少なくとも警察は動いてくれやすい。

 

という事が言えるって事です。

 

詐欺であるかどうかは、

支払ったお金が返ってくるかどうかは

正直関係ありません。

 

万引き事件で考えれば分かりやすいと思います。

 

万引きが見つかった後に、

盗んだ商品のお金を支払ったとしても、

万引きという罪は消えない。

 

というこれは皆さんもご存知だと思いますが、

詐欺も同じです。

 

あなたから、お金を振り込ませて、

その返金分を、

他から持ってきて返金する。

 

というこの行為自体が、

もはや詐欺と断定できる。

 

って事なのだと思います。

 

借金の場合は難しいけど、

 

「何かの契約」

 

であれば、

 

詐欺だったり、

横領だったり、

特別背任みたいなことが、

ひっかかってくるって事ですね。

 

そして、次回は

 

「詐欺を立証するための条件」

 

についてお話しようと思いますが、

 

詐欺というのは、

「はじめから騙す目的」

であることがポイントですから、

 

自転車操業を繰り返している。

 

っていうこの行為自体が、

 

「はじめから契約など守るつもりがなかった。」

 

という事が立証しやすい、

確たる事実として、

警察に提出しやすいというか、

警察もその被害報告的な事を、

見過ごしづらいって事になるのだと思います。

 

(警察にすでに数回相談しましたが、

警察も詐欺事件に関しては、

あまり積極的に取り扱いたがっては

ないような印象を受けました。

ちなみに現時点で2回ほど

たらいまわしっぽい扱いを受けております。)

 

なので、詐欺を立証するためには、

自分一人がその人間から

被害を受けているというような状態では、

 

相手に「そのつもりはなかった。」

 

と言われてしまえば、それまでですが、

 

さすがに、

 

自分以外にも、

あの人や、この人も

似たような被害を

同一人物から受けている。

 

という事実があれば、

 

「そういうつもりはなかった。」

 

と言ったところで、

 

さすがに民事だろうが、刑事だろうが、

 

「あ、騙すつもりはなかったのですね。分かりました。」

 

とは言いづらい状況だと思います。

 

たしかに、「疑わしきは罰せず」なので、

被害者側からすると、

 

警察にしても、裁判官にしても、

なんだか

 

「あいつら加害者の味方でもしているのではないか?」

 

と、とても嫌な気持ちに

なってくるかもしれませんが、

まあ、彼らにも立場というか、

疑わしい人物を逮捕したり、

裁いたりしてしまうと、

 

やっぱり世の中的にも

無法地帯みたいになってしまいますから、

加害者の味方っぽくなってしまう

現状もしょうがないです。

 

まあ詐欺師っていうか犯罪者っていうかは、

法の目をくぐりぬけるっていうか、

法の穴を潜り抜けるっていうか、

 

そういうゲームを楽しんでいるような連中なので、

私たちも、同じ法律のルール上で

生活しているので、

 

野球やサッカーのルールを

把握してプレーするのと同じで、

「法律」というルールを把握して、

この日本というか社会の上での

なんていうか生活ゲームっていうか

ライフゲームをやっていくしかないって事ですね。

 

騙す側になる必要はありませんが、

世の中、騙そうと狙っている連中は

たくさんいるので、

自分が、そういう連中のターゲットになったとしても、

 

うまくかわしたり、

もっとやる気のある人間は、

そいつらを法律というルールの上で、

やっつけていけるだけの、

ルールの把握が必要だって事ですね。

 

変な話ですけど、

 

詐欺師に騙されない、詐欺師に勝つためには、

 

自分があいつら以上に、

詐欺であり、法律を熟知する必要がある。

 

って事です。

 

つまり、

 

詐欺師に勝つには、

もっと詐欺師になるしかない。

 

って事です。(笑)

 

これはコンピューターウィルスをつくる

ハッカーに勝つには、

自分がさらにハッキング能力を

極めるしかない。

 

みたいな話と同じですね。

 

ブラフマンとしては、

自分があいつら以上に、

詐欺の手口であり、

法律などの理解を

すすめていきたいという

気持ちがあります。

 

このブログで詐欺師撲滅を

目標にしている訳でもなく、

どちらかというと

多くの人達に、

 

もっとこの日本の社会を

生きていくための

ルールなどを理解して、

 

楽しい人生を送って

いただきたいなって事で、

このブログをはじめてみました。

 

まあ、偉そうな事書いてますが、

誰かのなんかしらのお

役に少しでも立てば、

嬉しいです。

(少なくとも、

私がやられた詐欺師に別の方が

同様の手口または新たな手口で、

被害を被る事だけは

なくなってくれたら嬉しいです。)

 

それでは、

 

次回は、

 

詐欺の条件について。

 

ってお話をしようと思います。

詐欺についてまとめてみた。①~詐欺って難しい~

[詐欺関係]詐欺についてまとめてみた。

①~詐欺って難しい~

 

こんにちは。ブラフマンです。

このブログではいろいろな情弱の皆様が

いろいろと理不尽な

世の中に対して反撃していこうという目的で、

作ってみたブログなんですけど、

 

とりあえず、

ブラフマンが書きたい事を

適当に書いていきますので、

その間に、皆さんからの情報や相談などを

送っていただけると嬉しいです。

 

では、今回は、

 

[詐欺関係]詐欺についてまとめてみた。

①~詐欺って難しい~

 

これについて書きます。

 

よく、「騙されたー」「詐欺だー」ってのが

あると思いますけど、

そもそも「詐欺」って

難しいんですよね。立証するのが。

 

なぜなら、

 

相手が「騙す気はありませんでした。」

と言えば、詐欺にならないからです。。。

 

これはまさに悪用厳禁って感じですけど、

自分でも何か相手にツッコマレたときに

 

「ゴメンゴメン、騙す気はまったくなかったし、

騙そうとなんてまったく思ってないから。」

 

という意思表示さえしてしまえば、

詐欺にはならないって事です。

 

「だったら世の中に詐欺なんて存在しないではないか。」

 

って事ですけど、

 

まあ、実際「騙す気はなかった」とか口で言ったとしても、

それを覆すだけの

 

証拠

 

さえあれば、

相手の詐欺を立証する事は

出来る訳ですね。

 

「騙すつもりがないのであれば、

〇〇する必要はないですよね?」

 

「この〇〇という行為は、

 明らかに詐欺ですよね?」

 

つまり、詐欺を立証させるには、

 

詰将棋で相手を詰めていくように、

逃げ道をすべて証拠で塞いで、

 

王を獲るような形で、

 

「それは詐欺である。」

 

と詰めていく必要があるって事です。

 

例えば物を盗んだとか人を

ぶん殴ったりして傷つけたとか、

 

物理的な証拠があるものに対しては、

結構言い逃れって難しいと思いますけど、

 

詐欺って要は

 

「お金の動き」

「仕事的な事(債務の履行)」

 

みたいな内容なので、

 

「たしかにお金は振り込んでもらいましたが、騙した訳ではない」

 

とか

 

「たしかにその債務の約束はしていましたが、

ちょっとトラブルがあって

履行できていないだけで、

騙した訳ではありません。」

 

みたいな事で、簡単に言ってしまうと、

 

言い逃れする事が簡単である。

 

ってことなんです。

 

なので、「これは詐欺だと思う」

と弁護士に相談しても、

 

大体は、

 

「それは債務不履行ですね。」

 

って返事が来ます。

 

言い方変えれば

 

「騙すつもりがあった債務不履行」→ 詐欺

 

「騙すつもりがなかった債務不履行」→ 債務不履行

 

となる感じでしょうか。

 

なので、詐欺の立証は難しくても、

債務不履行の立証は

簡単だって事ですね。

 

もちろん債務不履行ってのは、

 

「明日までにやります。」っていう約束を破っても

債務不履行になりますし、

 

「約束した仕事を2年間もやってない。」

なんて状態も債務不履行になる訳ですから、

 

犯罪行為としては立証できないって感じです。

 

詐欺の場合は、刑事事件としても

取り扱われることがあるので、

犯罪です。

(刑事事件として取り扱われた場合)

 

なので、私自身も、

「これは詐欺って言いたいけど、

 債務不履行(民事)だよな。。。」

 

と思っていた件があるのですが、

 

あることによって、

「えっ?!だったら詐欺(刑事)なのかも。。」

 

と思うようなある出来事がありました。

 

そのある出来事については、

次回記事で書きたいと思います。

 

それでは、次回、

 

「詐欺師の常習的な手口とは?」

 

をお楽しみに!!