その1:まずは、裁判所に行ってみよう

[本人訴訟研究シリーズ]その1:まずは、裁判所に行ってみよう。

 

まず、何か問題が起こって、

 

「もうこれは、裁判しか方法がない。」

 

となった時、

 

本当に訴えて、裁判で決着をつけるところまで

辿り着く人はなかなかいないと事でしょう。

 

その為、世の中にはセコい詐欺師もしくは詐欺師まがいの輩が、

ウジャウジャ存在する訳ですね。

 

実際自分が、訴える側になって一番目の当たりにする事実は、

 

世の中は加害者に凄い有利。

 

という事です。

 

だって、

 

加害者は訴えられなければ、

逃げ切り勝利確定。

 

っていうルールになっているからです。

 

実際、電話1本で裁判できるのであれば、

加害者が逃げ切り勝利をする

確率は低いと思いますが、

 

イメージ的には

 

「裁判ってスゴイ面倒だし、疲れる。」

 

というイメージがあると思いますし、

実際、そうなのだと思います。

 

それに、

 

弁護士頼んだら、弁護士の費用がかかって、

費用倒れ(いわゆる赤字)してしまう。

 

という事実もあります。

 

となると、やはり自分で裁判を起こす、

 

・本人訴訟

 

を起こすしかなくなる訳ですが、

 

そうなると、はじめから最後まで

自分でやらなくてはいけない。

 

訴えるにもまたそこでお金がかかる。

勝ったところで、

お金が戻って来るかもわからない。

(可能性としてという意味です。)

 

これが、民事裁判です。

 

なので、できるだけ

本人訴訟を起こす人が、

 

手間をかけず、

正当に、勝利できるような

流れを作りたいなと思い、

このコーナーを作りました。

 

まず、何と言っても大変なのが、

 

どうやったらよいかが

分からない。

 

という事ですね。

 

大体ネットで調べれば、

 

本人訴訟は大変だから、

弁護士に依頼ししまょう。

 

という流れに導く

サイトばかりが出てきます。

 

これは、ちょっと詐欺師の手法に似ていて、

 

「そんなに大変じゃないものを

 大変に見せて、金で解決させようとしている」

 

という弁護士たちの

手口のようにも見えます。

 

実際の話として、

 

「訴状出して訴えるのって

 イメージしてたよりも大変じゃなかった。」

 

ってのもあって、

 

ぶっちゃけ気味に書くと、

 

「え?弁護士ってこんなことで、

 何万も取ってるの?!」

 

と正直思いました。

 

そのあたりを、まとめておけば、

これから、

 

本人訴訟をする人たちが、

てっとり早く、

訴訟を起こせるように

なるのではと思うので、

まとめていきたいと思いますが、

 

それ以上に大事なこと。

 

それは、あまり調べたり、

考えたりせずに、

 

まずは、

裁判所に

直接行ってみよう。

 

という事です。

 

これだけで、

相当裁判を行うにあたっての

ハードルがグンと下がります。

 

実際、これは私人の話ですが、

 

「裁判するの大変。」

 

というイメージが膨らみすぎてしまっていました。

その為、裁判所にすら行かずに、

やたらとインターネットや、

本を買ったり、弁護士の無料相談などを利用して、

調べられる限り調べていたのですが、

 

一向に進まない。

 

だけど、まったく関係ないというか、

 

「なんだ、裁判を起こするってこんなに簡単なんだ。」

 

って思わせてくれたのは、

 

実際に裁判所に行って、

どうやったら訴訟できるのかの

手順を聞いたら、

 

思ってた以上に簡単だった。

 

って事だったんです。

 

しかも、裁判所が

どんなところか分かりましたし。

 

訴訟を起こすのも、

それほど大変ではありませんでした。

 

1:訴状を書いて

2:必要な金額の印紙を買って貼って

(裁判所内の郵便局で売ってます。)

3:最後に裁判に必要な通信費を支払う。

 

この3ステップだけです。

 

もちろん、

 

1:訴状を書いて

 

っていうここが大変なんじゃないの?

 

って思うと思いますが、

そうですね、完璧を目指して、

弁護士顔負けの訴状を

書こうとなったら大変ですが、

 

実際書いてみると、

それほど大変ではありませんでした。

 

2日3日あれば余裕で書けます。

慣れれば、多分1日で書けると思います。

2時間ぐらいあれば余裕かなと。

 

(この程度の訴状を、

 専門家に書いてもらうと数万も取られるのかと驚きでした。

もっと大変な書類を作らなくてはいけないのかなと思っていましたので。)

 

という事で、

おそらく、それほど大変ではないし、

 

テンプレートのようなものがあれば、

はじめて訴状を書く人でも、

1日2時間ぐらい×2日で書けるかなと。

 

それで5万10まん浮くわけですから、

そんなに面倒な作業ではないと思います。

 

訴えるだけで勝てるような状況なのに、

訴訟を起こすめんどうさに負けて、

泣き寝入りをするのはもったいないです。

 

また、裁判の起こし方、流れを知っておくことは、

人生何があるか分かりませんので、

何かと、安心要素を手に入れられると思います。

 

・何か問題が起こって裁判を起こさなくてはいけない時

 

はもちろん、

 

・誰かに何かで訴えられたとき

 

のような事が起こっても、

それ程慌てる心配もありません。

 

私が対峙している某被告は、

裁判の事情を知っているがために、

汚い手口で、悪事を働きまくっていますが、

 

そういう目的ではなくても、

裁判が実際にどんなものかを知っておくことは、

いろいろと安心です。

 

なので、「泣き寝入り」ではなく、

「まずは、裁判を起こしてみる。」

という事にぜひチャレンジしてみてください。

 

一生に一度の記念だと思えば、

結構、貴重な体験になると思います。

 

個人的には、裁判を起こすという体験が出来て、

良かったと思ってます。

 

でわ、次回は「訴状ってどう書くの?」

的な事を書きたいと思います。